2009年06月02日

村上春樹『1Q84』

いやあ、1冊目読みましたが
これはほんとに面白いや。
2冊目を明日会社休んで読んでみたいくらい。

久しぶりに「村上春樹節」を楽しみたいなと
週末に買ってきたのでしたが
「村上ワールドのひとつの到達点」といえる
傑作だと思いました。

すぐれた文学作品は人を内省に向かわせます。

そういう意味では
自分にとってもなかなか出会えない傑作だというのに
それが空前のベストセラーになりそうだという奇跡は
小説の中でも予見されていて
「さすが村上春樹」としか言いようがない。

とにかく「深く考えるきっかけ」になる本が
ベストセラーになることは
どうしようもないと感じる今の世の中にあっては
かすかな希望のさきがけであるとも思うのです。

「毎日100人が自殺している」この世の中を憂いつつ
「人身事故」で電車が止まるたびに
「あーあ、また人身事故テロかよ?」と
チラッと思ってしまう自分の心の病理と
今後どう折り合っていけばいいのよ?

そういう
いろんなどうしようもないことを
ちょっと踏み込んで考えるきっかけにはなった
ありがたい小説でした。

「正直に考えてみよう。とりあえず」
(つづく)


追伸:

YMCAの診療所に腰の治療に寄った帰りに
となりの本屋に寄ったら
梨木香歩の新刊『植物園の巣穴』を発見。
迷わず買ってきました。

梨木香歩の新刊が読めるというのは
間違いなくわたしにとっては人生の幸せであります。

思い返すに今日はなかなかいい一日でした。
posted by 今夜も前祝い at 20:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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