2009年03月12日

「山口瞳絵画展」始まる

今日営業の帰りに
たまたま日本橋の丸善の
美術書売り場をのぞいてみようと
エスカレーターに乗ったら
3階のギャラリーで「山口瞳絵画展」をやっていて
びっくり。

090312_1422~01.jpg

入り口には高倉健の
「ご盛会をお祈りします」の
真っ赤なバラの花かごが。
「居酒屋兆治」つながりですね。さすが。

090312_1426~01.jpg

なんでも昔「芸術新潮」にスケッチ連載をしていたのが
本になった記念に開かれた模様。
一週間だけの開催で今日が初日でした。
思いもかけなかった偶然でした。
ラッキー!

そして中に入ってみると
会場真ん中のガラステーブルにをはさんで
座って談笑しているのは
おお治子夫人と
山口瞳のスケッチ旅の名コンビだった
かのドスト氏ではありませんか。
おふたりとも相当なお歳のはずですが
お元気そうでした。
しみじみと
「野呂邦暢さんがね」なんてなつかしい作家の話をしていたのを
絵を見ながら
思わず耳をダンボにして立ち聞きしてしまいました。

思わずミーハーになりきってしまいましたが
長年の山口瞳ファンとして、この局面で
ミーハーになることをこらえることができましょうや。
(でもでかい図体して結局何度も会場に戻っていったので
なんか怪しいやつと思われたかも。とほほ)

ショーケースにはライフワークである
連載エッセイ「男性自身」の白眉ともいえる
「向田邦子は戦友だった」の原稿が展示されていました。
昔国分寺に住んでいたMOE編集部のM下さんは
「山口瞳はわたしに向田邦子を発見させてくれた恩人」と
言ってましたが、多分この文章を読んだのだろうな。
(あ、も一回見に行きたくなっちゃった)

で新刊『武蔵野写生帖』は
スケッチブックふうにバインダー仕様の上製本で
税込6,300円なのでした。
「うーん、うーん」と迷いましたが
日曜日の「弥生賞」の儲けがあったので
ええい思い切って購入しました。
競馬好きで治子夫人と府中競馬場に出かけたことを
「男性自身」によく書いていましたが
これも何かのご縁でしょうか。

奥付を見ると
発行者 山口治子 五百部限定とあり
私家版だったのですね。

そういえば生前の山口瞳ご自身には
ついに一度もお目にかかれなかったことを
今になって思い返しましたが
それはそれ。
今日はなんだか幸運な一日でした。

よおし今週末の競馬は
何か「山口瞳」がらみ馬券で勝負するぞ!
posted by 今夜も前祝い at 16:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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