2008年12月08日

やっぱり「本」が好き

今日は毎度不景気なMPCの「編集会議」の日でもありました。

お先真っ暗な厳しい状況は続いてますが
「初心に帰るべし」とふっと思い出したことを
記しておきたいと思います。

自分が田舎から上京してまもないころ
京王線の柴崎にあった四畳半の下宿で
高校の同級生と集まって酒盛りをしたことがありました。
まだ未成年だったですね。

高校時代の文芸部のメンバーが中心だったと思いますが
話題になったのはとにかく「本」のことだった。

「われわれはあ、本とか同じの読んでるわけだし
ひとっところに住めばものすごく経済的に助かるし
そうしないか?」
とか、ものすごく安易な「共同生活案」を結構真剣に夢見ながら
語りあったことを思い出しました。

当時の象徴的な出来事としては
「浅間山荘」の事件がありましたが
ちょうど上京したばかりで
むしろ意識的に世間と断絶して暮らしたいと思っていて
「テレビなし新聞とらず」という生活でした。
(金がなかったこともありますが)

ともあれ積極的に
「観念的な生活」にはまってみようと思っていたような気がします。

バスケ部の一年先輩で早稲田に行ったYさんにすすめられた
「吉本隆明」や「三浦つとむ」はいまいち理解できませんでしたが
「埴谷雄高」や「高橋和巳」とかはよく読んだし
ドストエフスキーの
『白痴』、『悪霊』、『罪と罰』、『カラマーゾフの兄弟』を
たて続けに読んだのもこのころでした。体力あったね。

それと同時に何がきっかけだったか記憶にないのですが
「赤毛のアン・シリーズ」とか「秘密の花園」とか
少女ものにも結構はまっていたので
とにかく乱読の時代だったですね。

あのころの友達は
いまやてんでにばらばらになっちゃったけど
まじめに馬鹿を語り合ったことは
それなりに自分の財産になったと思う。

なんというかな
「本」を読むことで
今とは違う高みを無邪気に目指していたわけで
それは案外馬鹿にしたものではなく
いまだに自分にちゃんと残っている「向上心」のようなものだと思います。

ひどい窮地に陥ってはいますが
なんとか今の閉塞状況をわっしも打開したいと思うのです。


posted by 今夜も前祝い at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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