2008年11月13日

なつかしい空の景色

おお、そういえば
長年,一緒に仕事をともにしてきた
編集部のMがわけありでの事情で(?)
今月いっぱいで退社することになりまして
明日は最後に担当した『ダヤンの切り絵12ケ月』の出版祝いも兼ね
東北沢の居酒屋で宴会を開くことになっております。

そこで去っていく元編集のMに
餞別がわりに
ちょっとした話を贈ってやろうと思います。

んーとね
俺が昔前の会社に勤めていてまだ若かったころ
(今の君よりはもっと年とってたけど)
夕刻笹塚の駅を降りて東北沢のいつもの居酒屋に向かう途中
ふと夕暮れの空を見上げたとき
とっても偶然にいい景色が見えたのね。

向かいの空に浮かんだ三日月の先っぽに
金星が奇跡的な飾りのようにちらちらと灯りをともしていて
「ああ、いい景色」と思わずあしを止めたおぼえがあります。

でね
こんなすごい眺めだったのに
「誰もなんにも気づかなかったのかなあ?」
と思っていたところ
今は亡き「景山民夫」がこのシーンをエッセイで
書いてくれていたのを読んだときは、
さすがにうれしかったです。

ほんと単純な構図。
夕暮れの空に三日月が浮かんでいて
その三日月の上部の先端に
チラチラ金星がまたたいてるというだけ。

でもそれだけの光景が奇跡のように
きれいだったんですね。

あれは
アンデルセンの『絵のない絵本』だったっけ
「月が言いました」に始まる童話みたいな光景で
ほんとみんなに見てもらいたかったよ。
posted by 今夜も前祝い at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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